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薬局の葉酸サプリは危険?

薬剤師資格

当サイトが信頼できる情報なのか?と言う点がご不安になると思いますので
最初に自己紹介させて頂きます^^

 

妊娠出産を経験し、子どもが小学生になったので働きに出ようと保有している薬剤師の資格を生かして、都内のドラッグストアに勤務しているEMIと申します。

 

私自身、妊娠した時に葉酸サプリを飲んでいました。今は、ネットで情報があふれ過ぎていて、選び方がわからない状態になっている人が多い印象を受けています。ネットの葉酸サプリランキングサイトや芸能人ブログで紹介されている高価な葉酸サプリを買わなきゃいけないの?安い葉酸サプリはダメ!と言う誤解を解いて、あなたが満足できる商品を見つけるお手伝いが出来ればと考えております。
もちろん、高価な葉酸サプリには、値段が高いだけの理由があるので、その点についても紹介したいと思います。

 

このページでは、以下の3点について紹介します

薬局の葉酸サプリはネット通販限定商品と比べて品質が悪い?
薬局の商品を買わない方が良いとネットで紹介される理由は?
なぜ葉酸は、サプリで摂取するべきなのか?

 

薬局の葉酸サプリは品質が悪い?

葉酸サプリランキングは信用できる?薬局の葉酸サプリは買わない方が良いは嘘
葉酸サプリの購入を考えて、まず最初に薬局やドラッグストアに行く事が多いと思います。
私が薬剤師として勤務しているドラッグストアでも、葉酸サプリに関する質問を多くいただきます。

 

その時、みなさんが質問されることは2つ

 

 

どの葉酸サプリを選べばいいですか?
それぞれのサプリの値段の違いはなんですか?

 

先に、結論から書いておきます。
薬局の葉酸サプリの品質が悪いと言う事は、ありません
市販の葉酸サプリは、添加物だらけで赤ちゃんに異常が出るとか早産の原因になると言う口コミも存在します。しかし、薬局で販売されている商品の原材料に含まれる添加物に関しては、日本が国として使用を認めている食品添加物だけです。違法な危険添加物が入っていると言う事は100%ありません。

 

では、薬局で取り扱っている葉酸サプリについてい説明していきたいと思います。

 

薬局で販売している葉酸サプリ

葉酸サプリと一口に言っても、私の勤務するドラッグストアで取り扱っている商品だけでも10社以上の企業・製薬会社の商品が並んでいます。

ピジョン、ワダカルシウム製薬、小林製薬、和光堂、ディアナチュラ、ネイチャーメイド、ビーンスターク、ファンケル、DHC、大塚製薬、リケンなどなど

さらに、ピジョンの中でも

ピジョン 葉酸カルシウムプラス 60粒

ピジョン 葉酸プラス 60粒

ピジョン 葉酸カルシウムプラス 30粒

ピジョン かんでおいしい葉酸タブレット(ストロベリー・ブルーベリー・ヨーグルト) 60粒

ピジョン かんでおいしい葉酸タブレット(青りんご・グレープフルーツ・ヨーグルト) 60粒

容量・摂取できる栄養・形状・味の違いによって5種類の商品が棚に並んでいます

 

葉酸サプリ選びでチェックして欲しい項目

摂取できる葉酸含有量
たとえば、ピジョンの葉酸カルシウムプラスを参考に見てみましょう

ピジョン葉酸サプリカルシウムプラス

栄養成分
エネルギー:1.5kcal、たんぱく質:0.03g、脂質:0.016g、炭水化物:0.3g、ナトリウム:6.5mg、葉酸:400μg、鉄:10mg、カルシウム:160mg、ビタミンB1:1.3mg、ビタミンB2:1.5mg、ビタミンB6:1.4mg、ビタミンB12:2.8μg、ナイアシン:11mg、パントテン酸:5mg、ビタミンD:1.8μg

 

葉酸が400μg摂取できること

なぜ、400μgなのか?について説明します。
葉酸サプリランキングは信用できる?薬局の葉酸サプリは買わない方が良いは嘘
厚生労働省が発表している「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」と言う資料があります
後ほど、厚生労働省の資料へのリンクを紹介しますが、一部抜粋します。


イ 妊娠を計画している女性に関しては、神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させるために、妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの間、葉酸をはじめその他のビタミンなどを多く含む栄養のバランスがとれた食事が必要であること。
 なお、野菜を350g程度摂取するなど、各食品について適正な摂取量を確保すれば、1日0.4mgの葉酸の摂取が可能であるが、現状では食事由来の葉酸の利用効率が確定していないことや各個人の食生活によっては0.4mgの葉酸摂取が困難な場合もあること、最近の米国等の報告では神経管閉鎖障害の発症リスク低減に関しては、食事からの摂取に加え0.4mgの栄養補助食品からの葉酸摂取が勧告されていること等の理由から、当面、食品からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日0.4mgの葉酸を摂取すれば、神経管閉鎖障害の発症リスクが集団としてみた場合に低減することが期待できる旨情報提供を行うこと。
 ただし、いわゆる栄養補助食品はその簡便性などから過剰摂取につながりやすいことも踏まえ、高用量の葉酸摂取はビタミンB12欠乏の診断を困難にするので、医師の管理下にある場合を除き、葉酸摂取量は1日当たり1mgを越えるべきではないことを必ずあわせて情報提供するとともに、いわゆる栄養補助食品を利用することが、日常の食生活のあり方に対する安易な姿勢につながらないよう周知すること。

引用元:厚生労働省資料

 

ポイントとなる部分を赤字にしました。
「食品からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日0.4mgの葉酸を摂取すれば、神経管閉鎖障害の発症リスクが集団としてみた場合に低減することが期待できる旨情報提供を行うこと。」
上記の部分で栄養補助食品(葉酸サプリ)で0.4mg(=400μg)の葉酸を摂取すれば・・・とハッキリと記載がありますね。

 

単純に言うと、400μg摂取できる葉酸サプリであれば、いわゆるネットの比較ランキングサイトで言われている葉酸サプリの必要性はクリアできます。

 

ついでにもうひとつ、母子手帳にも載っている妊産婦の為の栄養バランスガイドの資料を確認してみましょう。
葉酸サプリランキングは信用できる?薬局の葉酸サプリは買わない方が良いは嘘

拡大資料確認

注目して頂きたいのは、不足しがちなビタミン・ミネラルを「副菜」でたっぷりとの部分です。

緑黄色野菜を積極的に食べて葉酸などを摂取しましょう。特に妊娠を計画していたり、妊娠初期の人には神経管閉鎖障害発祥リスク低減のために、葉酸の栄養機能食品を利用することも勧められます。

と記載があり、栄養機能食品(サプリメント)を勧めていますね。

 

では、次に葉酸サプリランキングサイトなどで薬局の商品がおすすめされていない理由、買わない方がいいと言われている理由について説明します。

 

薬局の商品を買わない方が良いとネットで紹介される理由は?

葉酸サプリメント

まずは、買わない方がいいと言われている理由に関しては、先ほども触れた添加物に関する指摘が多いです。

 

では、葉酸サプリランキングサイトで人気のベルタ葉酸とドラッグストで人気のピジョンを比較してみたいと思います。
添加物部分を赤字にします。

  ベルタ葉酸 ピジョン葉酸
原材料 乾燥酵母、葉酸含有酵母、もろみ酢粉末、燕の巣加工品(デキストリン、酵素処理 燕窩)、ミネラルイースト、ヨウ素含有酵母、フィッシュコラーゲン(ゼラチン)、馬プラセンタエキス末、大麦若葉、ケール、ブロッコリー、キャベツ、大根葉、かぼちゃ、さつまいも(紫芋)、チンゲン菜、パセリ、人参、セロリ、苦瓜、ほうれん草、桑の葉、モロヘイヤ、よもぎ、白菜、アスパラガス、トマト、野沢菜、れんこん、貝殻未焼成カルシウム、セルロース、クエン酸鉄Na、ステアリン酸Ca、クエン酸、ビタミンB6、ビオチン、サンゴカルシウム、着色料(β-カロテン)、ビタミンC、ヒアルロン酸、ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸Ca、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンA、葉酸、ビタミンD3、ビタミンB12 マルチトール、貝カルシウム、ピロリン酸鉄セルロースステアリン酸カルシウムナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンB12、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB1、葉酸、ビタミンD
栄養成分 エネルギー3.56Kcal、たんぱく質0.11g、脂質0.05g、炭水化物0.72g、ナトリウム27.6mg、ビタミンB6 4mg、葉酸400μg、鉄16mg、カルシウム:232mg エネルギー:1.5kcal、たんぱく質:0.03g、脂質:0.016g、炭水化物:0.3g、ナトリウム:6.5mg、葉酸:400μg、鉄:10mg、カルシウム:160mg、ビタミンB1:1.3mg、ビタミンB2:1.5mg、ビタミンB6:1.4mg、ビタミンB12:2.8μg、ナイアシン:11mg、パントテン酸:5mg、ビタミンD:1.8μg
その他注意事項 ※ビタミンAは1粒当たり0.45μg(0.00045mg)、ビタミンEは1粒当たり16.12μg(0.016mg)の含有量になっています。 ビタミンA・ビタミンEの摂り過ぎになることが無いように配慮した配合です。※1 無添加は「香料・着色料・保存料・香料発色剤・漂白剤・防かび剤・膨張剤・苦味料・光沢剤」。 (原材料の一部に大豆を含む)※原材料に含まれるアレルギー物質(27品目中):大豆

共に公式サイト発表データになります。

 

確かに、ベルタに比べるとピジョンの添加物は多いですね。
しかし、当然ですが違法な添加物は1つもありません。
「厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています」

厚生労働省食品添加物について

 

ベルタの原材料では、野菜や果物など食品の名前が並んでいるので自然由来の原材料を利用しているのが確認できます。

 

高価な葉酸サプリについて

葉酸サプリランキングは信用できる?薬局の葉酸サプリは買わない方が良いは嘘
ここが、高価な葉酸サプリの違いとなります。
ベルタ葉酸サプリは定価購入だと1か月分で5,980円、ピジョン葉酸サプリは1か月分で1,598円
大体4倍の値段差があります
定価での価格なので、ベルタの場合には定期購入やまとめ買い、楽天セールなどで価格が安くなる事もあります。
ピジョンに関してもドラッグストアや薬局のバーゲンセールやクーポン利用などで安くなる事もあります。
ピジョンは、他にも赤ちゃん本舗や西松屋、トイザラス、べビザラスなどベビー用品を取り扱っているお店でも販売しているので安くなる確立は高いですね。

 

最初に言った

 

高価な葉酸サプリには、値段が高いだけの理由がある

 

は、この表を見てもらえれば一目瞭然かと思います。

 

安い葉酸サプリだからダメとは言えない

しかし、だからと言って、ピジョン葉酸サプリをはじめとした、薬局やドラッグストアで購入できる葉酸サプリが悪い商品なのか?と言われると
必ずしもYESとは、言えないのもわかりますよね?

 

葉酸を厚生労働省が推奨する基準値摂取する為の商品として、葉酸サプリを検討するなら十分納得できる商品です。

 

そこから、さらに鉄やカルシウムなどの妊婦が多めに摂取することが必要な栄養。
ベルタ葉酸サプリのように、コラーゲンやプラセンタなどの美容成分も一緒に摂取したいとなってくると、高価な商品を選ぶ必要があります。

 

つまり、葉酸以外にあなたに必要な栄養があるのか?

 

これを一番に考えてみて下さい。

 

そして、何よりも葉酸は、体にためておく事が出来ない栄養なので、日々摂取する必要があります。
なので、あなたが続けられる価格であるかと言うのも重要なポイントとなります。

 

ベルタ葉酸を1ヶ月だけ飲むよりも、ピジョン葉酸サプリを4ヶ月飲むほうが、ずっと重要と言う事になります。

 

葉酸はいつからいつまで飲むの?

根拠あるデータをお伝えしたいので、何度も厚生労働省の発表資料を引用しますが、葉酸サプリを飲むべき期間についてもお話しておきます。

成人男女 妊娠計画中 妊娠初期 妊娠中期 妊娠後期 授乳中
240μg 240μg+
栄養補助食品で400μg
240μg+
栄養補助食品で400μg
480μg 480μg 340μg

妊娠計画中、妊娠初期が葉酸サプリを摂取するのに推奨されている期間となります。
具体的には、妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月と言われています。

 

妊娠1ヶ月前と言われても、いつ妊娠するのか?と言うのは確定しないので、妊娠を計画している場合には飲みましょうと言う説明となっています。

 

なぜ、妊娠1ヶ月前から葉酸サプリを飲むの?

神経管閉鎖障害の発症リスク低減(胎児の先天性異常リスク低減)のためです。
葉酸は、生物の細胞分裂を正常に活性化する働きを持っています。
妊娠して、胎児は細胞分裂を繰り返しながら、どんどん人間の形に成長していきます。

 

その際に、葉酸が多く必要となります。

 

男性も葉酸サプリを飲むの?

妊活中であれば、男性も葉酸サプリを飲むのが望ましいです。
理由としては、妊娠するためには精子が卵子に届かなければなりません。精子も葉酸を摂取していることで、細胞分裂が活性化されて正常な精子が育ちやすくなります。
女性の卵子に関しては、生まれた時に体の中に存在する卵子が全てで、加齢と共に減っていき老化していきます。
逆に男性の精子は、常に新しく作り続けられています。目安として、本日射精される精子は、3ヶ月前に作られた精子となっています。

 

精子に異常があると、卵子まで届かない、卵子まで届いても受精できない、受精しても異常のある状態なので科学流産となってしまう。などの可能性が発生します。

 

なぜ葉酸は、サプリで摂取するべきなのか?

なぜ葉酸サプリ

ここまで読んで頂いた、あなたならば厚生労働省が葉酸をサプリで摂取するように推奨している理由が理解出来ていると思います。

 

葉酸は元気な赤ちゃんを産むのに必要な栄養
葉酸は水溶性で熱に弱いので食品からの摂取が難しい

 

葉酸とはそもそも何なのか?

葉酸サプリを飲む目的は、葉酸と言う栄養をしっかりと体に吸収させるためです。
葉酸は、ほうれん草から発見されたビタミンB群の一種の栄養素です。

 

葉酸の特徴として水溶性であると言うのがポイントになります。

 

水溶性とは?

水溶性というのは、水に溶けやすいと言う事です。つまり、ほうれん草を食べて葉酸を摂取しようと考えると。
ほうれん草100g中210μgの葉酸が含まれていると栄養学的には公表されています。

 

ただし、これは生のほうれん草の状態の栄養価です

 

水溶性、そして熱に弱い葉酸
ほうれん草のソテーやほうれん草のおひたしなどに調理して食べるときには
洗ったり、ゆでたり、焼いたりする中で、ほうれん草に含まれる葉酸がどんどん失われてしまいます。

 

最終的には、半分以下の葉酸摂取になり、また食品に含まれる葉酸は、天然葉酸(ポリグルタミン酸型葉酸)は
体内吸収率が50%以下となっています。

 

なので、海外での研究報告で神経管閉鎖障害の発症リスク低減と言う事実があるので、日本としても国としてしっかりと葉酸摂取を提言している事になります。

 

しかし、実際には葉酸の必要性は妊娠してから知ると言う女性が多いのが現実です。
妊娠を計画した段階で葉酸サプリを飲みましょう!これを1人でも多くの人に知って頂きたいと考えています